性能の基礎

性能問題は「遅い SQL」だけが原因ではありません。SQL、索引、統計情報、I/O の順に切り分けると、初学者でも再現性のある調査ができます。

性能調査の順序

  1. 遅い SQL を特定する
  2. 実行計画でフルスキャンや結合方式を確認する
  3. 必要に応じて索引や SQL を修正する
  4. 統計情報を更新し再検証する

実行計画の確認

EXPLAIN PLAN FOR
SELECT * FROM employees WHERE department_id = 10;

SELECT * FROM TABLE(DBMS_XPLAN.DISPLAY);

典型的な改善

見るべき指標

観点確認対象
SQL実行回数・平均時間AWR レポート
I/O待機イベントdb file sequential read
メモリSGA/PGA 使用状況V$SGASTAT

チューニングは必ず「変更前後の計測」をセットにしてください。体感だけで判断すると再発しやすくなります。